靖国問題と憲法改正問題の接点(私見)

再度kechackさんの「Munchener Brucke」より引用するが
http://d.hatena.ne.jp/kechack/20060822

靖国参拝の是非が中韓の圧力への嫌悪の問題にすり変わってしまっている。

日本が戦争責任論まで外圧嫌悪感情を利用して曖昧にしようとする工作には徹底して抗しなければならない。

ある年に首相が靖国神社に参拝するしないで日本の国がどうなる話ではないが、日本自身が過去の戦争の総括を曖昧にするのは、未来の為によくないことである。

このkechackさんの提言に僭越ながら私見を加えると、「外圧嫌悪感情を利用して」靖国神社が肯定されていくなかで「外圧嫌悪感情を利用して」戦争に「国民を動員してきたこと」の問題がスルーされていく(不問にされていく)傾向は危険だ。
なぜなら、それは今後「戦争に国民を動員していく」ことに反発・抵抗しない「空気」を醸成するからだ。
その意味で靖国問題憲法改正問題は接点を持つ。