2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

南京事件と「知的怠慢」

映画「Nanking」をめぐって多くのブログエントリが出されているのだが、もう少し下調べしてからエントリしたら?と言いたくなるものが少なくない。その典型として、川上(Soreda)さんの次のエントリを紹介する。*1 http://d.hatena.ne.jp/Soreda/20061228 そ…

映画「Nanking」サイト開設される

シートンさん経由。 http://d.hatena.ne.jp/Dr-Seton/20061228#1167292235 映画「Nanking」のサイトが開設されたようだ。 http://nankingthefilm.com/home.htm写真の頁を見る限り、生存者のインタビューと当時の国際委メンバーの日記の朗読が、構成の中心にな…

「捕虜の据え物斬り」を小学校で講演していたN大尉

南京事件の百人斬り名誉毀損裁判で、最高裁の上告棄却決定が出された(12月22日)。ひとつ確認しておくべきことがある。それは、今年6月に指環さんが「思考錯誤」掲示板で紹介していたように、N大尉は「捕虜の据えもの斬り」を行ったことを公言していたとい…

あくまで南京侵攻を正当化したがる潜水艦さん

昨日の続き。 http://blog.goo.ne.jp/ojisannsama/e/da0ad36d853c1ba53caf6ee25b09023e 元のワシさんの発言。 ワシは南京侵攻って言葉は正しくないと思うなぁ。 進撃、進軍、攻略じゃぁ、ダメなの〜? ワシは思うのよ、日本は侵略はしてない!と・・・。 国…

「南京侵攻」ではなく「南京進撃」だと言いたい人たち

潜水艦さんが居座っているブログの主「ワシ」さんが拙ブログを読んで感想を書かれているが、 http://blog.goo.ne.jp/ojisannsama/e/da0ad36d853c1ba53caf6ee25b09023e ワシは南京侵攻って言葉は正しくないと思うなぁ。 進撃、進軍、攻略じゃぁ、ダメなの〜? …

南京事件69周年(いちおう)

一般的には日本軍が南京占領した12月13日を南京事件の開始日とみなすので、今日が69年ということにある。 しかし、南京侵攻戦が正式に下令された12月1日が南京事件の開始日と判断する人もいる。理由は、日本軍の暴行事件は南京戦を始めたときから開始されて…

南京侵攻を正当化したがる潜水艦さん/野良猫さん

南京事件69周年の前日に、南京侵攻について。 その後の潜水艦さんは、なんだか煽り言葉でしか発語できない状態になっているようだが、どうやら日本軍の南京侵攻を正当化したいように思われる。http://blog.goo.ne.jp/ojisannsama/e/a3249b2d9465ffd249b85b05…

「侵略がどうこうって騒ぎたててる奴らは無知か、知ってて勝ち馬に乗ってるアホ」と公言する潜水艦さんの見解

最近議論に横レスを入れなくなった野良猫さんに代わって、Apemanさんや私に対して延々と絡み続けている「潜水艦」という方がいるのだが、南京事件に関連して以下のようなことを述べている。 http://blog.goo.ne.jp/ojisannsama/e/a3249b2d9465ffd249b85b054faf…

12月8日金曜日・夏淑琴さん名誉毀損訴訟第3回口頭弁論

12月8日金曜日午後1時10分より東京地方裁判所の709号法廷にて。 30分ほど前から傍聴券の抽選の見込み。 以下転載 (地図) http://www.courts.go.jp/tokyo/about/syozai/tokyotisai.html 閉廷後、隣接する弁護士会館の10階の1006A室に移動し、報告集会を行い…

蘇国宝さんの来日情報

- 日時:12月12日(火)午後6時30分 講演:「湖山村虐殺事件の聞き取り調査から」戴袁支さん(研究者/中国青年報記者) 証言:蘇国宝さん(湖山村事件幸存者) 会場:神戸学生青年センターホール 参加費:1000円 主催:神戸・南京をむすぶ会 http://ksyc.jp…

繰り返される「犠牲者非難」の派生形か

以下に「散歩道」というブログのエントリを紹介するのだが、 http://kuyou.exblog.jp/4799610/ 「またまた来日、南京大虐殺の生存者」 南京大虐殺の生存者、日本で講演 (略) http://www.asahi.com/international/jinmin/TKY200612050265.html 南京大虐殺幸存者…

クリント・イーストウッド、「愛国心」についての質問に対し

「愛は誰にでもあるし否定することはできない」という言葉のあと、「愛が現実的な考えや人道的な考えの足かせになってはいけない」と述べた。 12月4日深夜、「ニュース23月曜プラス」、筑紫哲也氏の「愛国心についてはどう思いますか?」という質問に対して。 最後に…

映画「麦の穂をゆらす風」情報

アイルランド独立戦争とその後を題材にした、ケン・ローチ監督映画「麦の穂をゆらす風」の情報です。 現在、東京等では公開中です。。東京は12月15日(金)まで。おすぎ氏がTVのCMで “美しい国 日本”というキャッチフレーズは、 この映画の前では力も色も失う…

日本軍史料にみる第十軍・上海派遣軍の放火行為

南京戦以前の時点で、すでに陸軍中央部は現地軍の放火行為に憂慮していた。 たとえば三七年一〇月二〇日に陸軍中央の多田駿参謀次長が第十軍参謀長に与えた、兵站に関する注意事項には以下のような記述がある。 既往作戦の実績に徴するに占領せる住民地を破…

日本軍史料に見る第十軍・上海派遣軍の略奪行為

日中戦争のまったく救いようがない点は、日本軍が「自前の食糧」すら携えず、現地、つまり中国の農村から掠奪しながら奥へ奥へと侵略していることだ。 どんな政治的大義名分も、この事実の前では色あせてしまう。以下、ネット上にあまりリリースされていない史…