「プロパガンダを暴くという名のプロパガンダ」を暴くという名の‥

当代江北日記
http://kangbuk.g.hatena.ne.jp/Jonah/20050709/p2
のコメント欄をめぐる話題の続き。

再引用。

Jonah 『(中略)ただ、僕が困惑するのは「より多くの人に自分のオピニオンを見せたい」という姿勢を打ち出しているサイトほど、異論や反論に対する拒否感が強そうに見えるということです。これこそ「自分で常夜灯をともしておきながら蛾を追い払おうとするもの」と見えます。

なぜ、こうなってしまうのか。普通の意見表明というよりは、自分が発信するプロパガンダを貫徹させたいという意向が強いのかもしれません。』

南京事件については、「中国のプロパガンダを暴く」という大義名分のもとで、プロパガンダや印象操作を発する(例;「南京事件プロパガンダにすぎない」)人が少なくないし、少なくなる気配がない。

私はこの拙ブログで行ってきたことの一つとして、そういう発言がプロパガンダにすぎない、ということを明らかにする、ということがあった。
ただ、「プロパガンダを暴くという名のプロパガンダ」を暴くという行為もまたプロパガンダに堕する危険がある、ということもあり得る。

拙ブログでの発言も「プロパガンダを暴くという名のプロパガンダ」を暴くという名のプロパガンダ、になる恐れは常にある。

自省を怠らないようにしたい。

さて、先日、
軍事評論家・岡崎研究所特別研究でおられる佐藤守氏のブログで、違和感を感じた記述があったので質問をしたところ。
http://d.hatena.ne.jp/satoumamoru/20050710/1121002714#c

まだご返答はいただいていない。