カーティス・ルメイに勲一等旭日大綬章を授与した国

いまNHKスペシャル東京大空襲 60年目の被災地図」を観ている。

1964年12月、時の自民党政権はルメイに勲一等旭日大綬章を与えた。

いろいろ思うことはあるけど、まず一言言うと、何か決定的に鈍感なのだ。鈍感だから、勲一等を授与できたのだと思う。

授与より27年前の1937年12月、南京占領直後(正確には南京を占領する前に)東京では占領を祝う提灯パレードが行われた。その鈍感さと、ルメイに勲一等を授与できてしまう鈍感さは、どこかでつながっているのではないだろうか? そして私たちはその鈍感さを、どれだけ克服できたのだろうか?