アントニオ・ネグリ@東京大学

来る3月29日(土)が東大、30日(日)が東京芸術大。

東大では、姜尚中氏、上野千鶴子氏ほかと討議予定。
http://www.negritokyo.org/todai/

東京大学創立130周年記念事業
アントニオ・ネグリ氏講演会

記念講演:アントニオ・ネグリ
新たなるコモンウェルスを求めて

アントニオ・ネグリとの徹底討論
新たなるコモンウェルスを求めて
討論者:姜尚中東京大学大学院情報学環・学際情報学府 教授)
    上野千鶴子東京大学大学院人文社会系研究科 教授)
    東京大学大学院生


『帝国』さらに『マルチチュード』など、グローバルな世界の「中で」、そしてそれに「抗して」、包括的なビジョンを問い続けるアントニオ・ネグリ。この世界的に最も注目される思想家の初来日を記念して東京大学安田講堂で講演とシンポジウムを開きます。

イラク戦争の失敗、単独行動主義の後退、経済の凋落、混迷を深める大統領選挙など、超大国アメリカの混迷は深まるばかりです。さらにドル暴落の危機もささやかれる世界経済の混乱は、<帝国>的なグローバリゼーションにどんな影響を与えるのでしょうか。また、生政治における社会関係の再生産や労働の新しいコミュニケーションは、グローバル資本主義の変容の中でどのような意味を持つことになるのでしょうか。

アントニオ・ネグリ氏の講演とシンポジウムを通じて、以上のような我々の抱えるマクロ・ミクロにわたる問題意識や、世界認識と変革のオルタナティブについて、徹底的に議論をする予定です。その中から来るべき「新しいコモンウェルス」の可能性について展望したいと思います。

学生・市民・研究者・ジャーナリストなどいろいろな方々の参加を募ります。



日 時:2008年3月29日(土)1:00pm〜4:30pm(開場12時)
会 場:東京大学 安田講堂
主 催:東京大学大学院情報学環・学際情報学府
共 催:財団法人 国際文化会館東京藝術大学美術学部先端芸術表現科、
    同油画科、音楽学部音楽環境創造科、大学院映像研究科
会 費:無料・事前申込不要
用 語:イタリア語/日本語(逐次通訳有)