コメント削除される


「本と音楽と映画と煙草」というブログの2つのエントリで、私のコメントが削除されたので、ここに掲載します。削除されたコメント以前のやりとりはリンク先を参照。


http://blog.livedoor.jp/slavesambo/archives/50365699.html#comments

Posted by 青狐


>日本語だろうが中国語だろうが、英語だろうが「本当に宣伝している」からといって「ただの宣伝」とは表現できます。


日本語の「ただの」にも英語のonlyにも「…でしかない」という排他的な意味がありますが、「本当に」や英語のreallyにはそのような排他的意味はありません。したがって「本当に宣伝している」からといって「ただの宣伝である」ということにはなりません。

さて質問を繰り返しますが、日本軍の史料を読んだ上で、それでもなおかつ「ただの宣伝」というお考えですか?

http://blog.livedoor.jp/slavesambo/archives/50394650.html?1154712894

Posted by 青狐


>親愛なる青ちゃん(いや赤ちゃん)の


親愛していただけるのは嬉しく存じますが、ちゃん付けされるほど親しい間柄ではないと思いますので、ちゃん付けはご遠慮いただきたいですね。


南京大虐殺は絶対あったったんだー。という、宣伝活動は朝日人民日報のような洗礼された捏造記事には全くおよびません。


私は「南京大虐殺」という言葉は使いませんし、「絶対」などと発言した覚えはありません。どうもさんぼさんは妄想癖があるようですね。


それから、私の記事を「捏造記事」と評するのでしたら、「捏造」と断定される根拠を「親愛なる」青狐に対してご呈示願いますでしょうか。


>その後、朝日人民日報のように、もっともらしく青ちゃんの都合の良い情報をずらずら披露して頂けました。


私が提示したのは日本軍の史料ですけど、読まれましたか?


>こんなうに、表現の自由が侵されて、思った事も言えなくなるのかと僕は感心する程でした。


量的には「炎上」とはほど遠いと思うのですけど。それとも、批判すること=表現の自由が侵される、というお考えなのですか?


>薄気味悪さに今後、南京大虐殺は無かったなどと、発言するのはよそうとか、思った人は多くいると思います。


どうでしょう。ブログにエントリすることが公共圏に私見をリリースしているという自覚がある人は、薄気味悪いなどと思わないと思いますよ。それに、歴史的事件だから歴史学の本を読んでから発言すべきだ、と考える人間も。

メモ
・「反中」のネタとして「南京大虐殺は捏造」と主張したいらしい
・日本軍史料をまじめに読む気はないようだ
・「ちゃん」付けは相手(ここでは青狐)を劣位に位置づけて語りたいという欲求か
・青狐は「南京大虐殺は絶対あったったんだ」などと発言していない。発言の主旨は東中野氏批判であり、東中野氏が隠蔽している日本軍史料と私の東中野氏批判エントリを紹介したものである。
・これに対し「さんぼ」さんは「ただの宣伝」説に固執した。
・「さんぼ」さんは私のコメントを「表現の自由への侵犯」と扱いたいように見える。しかしコメント欄の経緯を見ればわかるように、コメントスクラムもなければ脅迫めいた言葉もないし、何でこれが「表現の自由への侵犯」に思えるのか、私には理解できない。