「百人斬り」裁判に関するメモ(走り書き)


今日から1週間ほど多忙につき更新が滞る見込みです。
とりあえず百人斬り裁判のこと。

いろいろなブログを読むと、今回訴えられている2つの記事、東京日日記事の「百人斬り」と本多勝一著書の「百人斬り」の内容が実は異なる、ということを知らないで語っている人が多いようですね。

とりあえず整理メモ。

向井・野田の行為=とりあえず真相不明

東京日日新聞・浅海記者の記事=「白兵戦で100人斬り」

大阪日日新聞鹿児島版=野田から友人宛の書信に「白兵戦で253人」

・南京軍事法廷=両名に対し捕虜・民間人殺害で死刑判決

★望月五三郎手記=野田らは捕虜・農民殺害

・志々目彰氏の月刊「中国」記事=野田は地元の小学校の講演で「据えもの斬り」だったと語っていた

本多勝一「南京への道」=捕虜殺害

★は今回発見された新史料。
後日、リンクをつけたバージョンを作る予定。


本多が主張する「事実」は志々目証言を論拠とする「捕虜・民間人斬り」で、今回の裁判の過程で望月手記という証言が出てきたから、彼は事実だという確信を深めているわけですね。これを、東京日日記事を「事実だ」と述べているかのように論評する人が多いけど、謝った情報を流しているのはどこだ?