「誇張」と「捏造」をめぐって（1）

コメント欄より。

# apesnotmonkeys

>誇張と捏造の差を問うことは重要ですか。

もちろん有意義です。前者ならまだしも核に歴史的事実があるわけですが、後者にはないわけですから。

これを受けての私見。
「誇張」と認識した事柄を「捏造」という言葉で表現すること、あるいは「誇張」を「捏造」と読み替えること、これは個別の人間の資質の問題に帰せられない。
これは一つの現象、おおげさにいえば社会現象としてとらえるべきだろう。
これが仮に偶発的な現象だったとしても、「捏造」という言葉で表現されたものは「捏造」という意味で流通されていく。それが同時多発的におこなわれば、それはひとつの現象となる。
実際には、個々人が「誇張」を「捏造」と表現するにあたっては、そのように仕向ける「力」なり誘導が働いていると私は考える。ちょっと頭がまとまらなくなったので今日はここまで。opemuさんの過去ログを読んでみようっと。
（なお、「bluefox014のアンテナ」に「opeblo」のリンクがあります）