ブランデーを賭けていた野田・向井?


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向井は中国に出頭するおりに「あんなことは、ホラさ」と言って、「何だ、
それじゃ、ホラを吹いてあたしをだましたのね」と奥さんをあきれさせて
います。では、「百人斬り競争」に類することは何もしていなかったのか。

彼は遺書ではっきりこう述べています。「見る人が見れば戦闘行為です」
これは何を主張しているのか。もちろん、これは彼の職分である、砲兵隊長
としての砲の操作のことを言っているのではない。なにごとか、「百人斬り」
に類することを述べているのは間違いないのだ。「ホラ」とは言っても、それは
ただ、白兵戦の人斬りだけを否定しているのに過ぎないのだ。

そして、日本に帰ったあとも出頭のときまで、話題が沸騰して「はずかしい」
とは言いつつも、「ホラ」自体は奥さんにも吹き続けていた。ということは
記者に語ったのは、奥さんに語ったものと同じ内容ということである。

そしてそれが、野田少尉との間の「競争」に発展したことは裁判長石美喩氏
が「彼らはブランデーを賭けていました」と述べていることで明らかである。

「ブランデー」の件、ソースを確認中。