「結局中国人ですし」(「嫌韓流」の一読者と南京侵攻に関して議論2)
sk2357さんとの議論の補足。
こういうやりとりがあった。
bluefox014
sk2357
なるほど。中華民国になかったんだ、通州ってΦ(._.)メモメモ
通州事件って教科書から省略されてるんですよね。なんででしょう。
てっきり高校の教科書にも通州は中華民国の領域に書かれてたから(地図が載ってた)僕が流石に教科書で地理的ミスはないと思ったけど、勘違いしてたみたいですね。だって通州事件が載ってないくらいですし。
〔詳しくは通州はき(漢字がでない)東防政権自治区にありました〕
まあとりあえず虐殺してくれたのは結局中国人ですし。
bluefox014
>なるほど。中華民国になかったんだ、通州ってΦ(._.)メモメモ
メモメモって…知らなかったのですか。
>〔詳しくは通州はき(漢字がでない)東防政権自治区にありました〕
そう、日本の「華北分離工作」によって日本の支配下に生まれた「冀東防共自治政府」の保安隊が起こした事件ですね。中華民国で起こった事件ではありません。
だから日本軍が中華民国の首都(南京)に侵攻する理由にはありませんね。
しかし、以下の発言は一体どういう意味でしょうか。
>まあとりあえず虐殺してくれたのは結局中国人ですし。
注 もちろん韓国の軍隊に日本人が殺されたから北朝鮮に侵攻する、とい場合も同じ。
こういう人が「嫌韓流」を支持するのは、まったく驚くことではないと、妙に納得。
(2:00補足)
なお、通州については、8月15日エントリ
「通州は日本のアヘンの密造密輸政策の拠点だった」
http://d.hatena.ne.jp/bluefox014/20050815/p1
通州は冀東政権の本拠地であり、華北併呑の舌端であるとともに、アヘン・麻薬の密造・密輸による「中国毒化」の大拠点であった。
ヘロイン製造にあたった山内三郎は「冀東地区から、ヘロインを中心とする種々の麻薬が、奔流のように北支那五省に流れ出していった」と記し、中国の作家林語堂は「偽冀東政権は日本人や朝鮮人の密輸業者、麻薬業者、浪人などにとって天国であった」と書いた。
もご参照ください。